2017年はシルバーウィークがありません【大型連休の仕組み】
どうも、zozoxです。
年に2回、大型連休と呼ばれる休日があります。
それは5月のゴールデンウィークと9月のシルバーウィークです。
ちなみに意外と知られてないことですが、正月休みは大型連休とは呼びません。
なぜなら大型連休とは、通常の連休よりも多くの日数が連続して休日になる期間のことだからです。有給休暇を組み合わせることで2015年のシルバーウィークは9連休(有給2日)、2016年も9連休(有給3日)となりました。しかし、今年は3連休だけとなっております。なぜ、このような自体になったのか見ていきましょう。
秋分の日
秋分の日は、祖先を敬い亡くなった人々をしのぶ日です。昼と夜が同じ長さになる日となっており、閣議により決定され前年2月に官報により発表されます。
今年の秋分の日は9月23日なのですが、この日は土曜日となっています。
「国民の祝日に関する法律」により、「国民の祝日」が日曜日の場合だけ次の平日が振替休日となります。そのため、敬老の日は土曜日の場合なので振替休日は発生しません。
国民の祝日に関する法律
「国民の祝日に関する法律」により、祝日と祝日の間の日は休日となることが定められています。2015年は9月21日が敬老の日で9月23日は秋分の日だったため、9月22が休日となりました。しかし2016年、2017年は祝日が上手く平日に挟まれず休日とはなりませんでした。
日本にもバケーションをください
敬老の日と秋分の日と「国民の祝日に関する法律」が上手く重ならなかったため、今年はシルバーウィークがありません。また今年は休みが9月16日(土)17日(日)18日(月)23日(土)24日(日)となったため、有給を取りにくい日程となりました。
今年は大型連休は一回だけでしたが、何と来年は政府の取り組みにより大型連休が11月に誕生するかもしれません。その名も「キッズウィーク」。有給休暇での取得となりますが、予定では9連休となる予定です。
“来年度から”「キッズウィーク」導入へ初会合(17/07/19)
生活のために仕事をしている。休むことは当然の権利。
この当たり前の考え方が日本にも浸透してほしいと思います。