zozoxのブログ

社会の問題に一石を投じます

労働基準法を軽視するな!!!

どうも、zozoxです。

本日は労働基準法の実情について考えます。

そもそも法律とは何でしょうか。

憲法民法・刑法・商法・租税法と様々な法律がありますが、

「弱者救済」とう概念が中心となっています。

憲法は立場の弱い国民を立場の強い政府から守るために、民法や刑法は詐称や暴力を行使する悪人から平穏を望む善人を守っています。

そして労働基準法は立場の弱い労働者を立場の強い経営者から守るために存在しています。

よって同法第一条・第二条に「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものである。」と明記しています。

しかしフランスやドイツ等の先進国と比較すると日本の労働環境は地獄です。労働により心を病む人、命を落とす人は後を立ちません。

自己中心的で無知な経営者から我が身を守るためにも、労働基準法について理解し行動を起こしましょう。自分の身は自分で守るしかありません。

 労働時間

・1週間に40時間を超えて労働させてはならない

・1日8時間を超えて労働させてはならない

休憩

・労働時間が8時間を超える場合は1時間の休憩時間を与えなければならない

労働者に心身の健康を

最低でも上記の基準が守られることで労働災害の多くは未然に防ぐことができます。

長時間労働が尊ばれていた高度経済成長期と異なり、現代は携帯やPCにより仕事内容の密度が高まっています。就業後や休日にも会社や顧客から連絡が来る今日において、これでは労働者が心身の健康を保てるわけがありません。

以前、私の上司は「労働基準法を守っていたら経営が成り立たない」と何も悪びれず当然のように嘆いたことがありました。「万引きをしないと生活できません」と言う盗人と同じで非常に不愉快です。そんな会社はすでに経営が破綻しており、だからといって労働者を道連れにする道理などあるはずがないです。

労働基準法には6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金と罰則規定は設けられているのだが、実情は行政からの是正勧告や指導が関の山です。

長時間労働により命を落とす人が後を絶たないのに政府は何を考えているのか。

もしあなたが違法な労働環境に悩まされているのなら、心身の健康を阻害する前に、命を落とす前に、まずは労働基準監督署に相談してほしいです。